曹洞宗青森県第7番

大浦山

海蔵寺

穏やかに灯る蠟燭と焼香の香炉

お知らせ・行持案内

このページでは、海蔵寺から檀家様方へのお知らせの他、
普段のお寺参り・お墓参り・年回法要などのやり方を
ご紹介していきます。
海蔵寺だよりなどの過去の出版物も、こちらで閲覧頂く事ができます。

お知らせ

2024/10/30 11月の写経会のお知らせを掲載いたしました。下記「海蔵寺行事案内」よりご確認ください。

2024/8/11 下記「過去の海蔵寺だより一覧」に、海蔵寺だより30号(令和6年8月発行)のPDFが追加されました!

2023/10/7 <<令和5年 瑞世旅行のご報告>>を掲載しました。下記「海蔵寺行事案内」よりご確認ください。

2022/12/14 海蔵寺のウェブサイトが完成しました!

海蔵寺行持案内

過去出版物(PDF形式)

過去の海蔵寺だより一覧

これまでに発行された海蔵寺だよりがPDFでご覧いただけます。印刷もご自由にどうぞ。
※初期の海蔵寺だよりについて、当寺はデータの保存状態が未だ不十分であった理由から、完全なデータを回収できなかったものが多くあり、その号はリストから省いております。ご了承ください。

                  
  1. 30号(2024年8月)
  2. 29号(2024年3月)
  3. 28号(2023年12月)
  4. 27号(2023年8月)
  5. 26号(2023年3月)
  6. 25号(2022年12月)
  7. 24号(2022年8月)
  8. 23号(2022年3月)
  9. 22号(2021年12月)
  10. 21号(2021年8月)
  11. 19号(2020年12月)
  12. 17号(2020年3月)
  13. 16号(2019年12月)
  14. 9号(2017年3月)

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お墓・供養について

お墓を立てる予定の方や、供養について疑問がある方はこちらをご覧ください。
本ページでも判明しないことがあ場合は、お気軽にお寺にお電話ください。

<<人が亡くなった後の流れ>>

  1. 枕経・納棺経・火葬・収骨
  2. お通夜・お葬式
  3. 初七日(しょなのか)
  4. 三七日(みなのか)
  5. 四十九日(しじゅうくにち)、または七七日(なななのか)
  6. 百ケ日(ひゃっかにち)
  7. 一周忌
  8. 三回忌
  9. 7回忌(しちかいき)
  10. 13回忌
  11. 17回忌
  12. 23回忌
  13. 27回忌
  14. 33回忌
  15. 37回忌
  16. 50回忌

日本では昔から人が亡くなると、厚く供養して死後の幸福を祈ってきました。それは故人への供養だけではなく、遺族の心のためにも行われるものです。海蔵寺では、お葬式など一連の弔いの後、一周忌までに5回、その後は一周忌を含め10回、つまり合計で15回の供養を行うことになります。
(実際は49日までは、「二七日」、「三七日」、「四七日」というように、7日ごとに呼び名がありますので、このうち何回ちゃんとした供養をするかは人によって異なります。)

なかなかに多い数ですが、一番最後の供養は五十回忌、つまりこれを50年かけて行うわけですから、三回忌を過ぎてしまえば次の供養まではかなり間隔が空き、「お久しぶりですね」という感じになってきます。

この中で持ち物が変わったりする供養は、海蔵寺では2回、四十九日忌明けの時の供養です。

供養のやり方 -

<<準備するもの>>

  1. お位牌
  2. お花(一対が好ましい)
  3. お供物(お菓子・果物など)
  4. 線香
  5. ろうそく(一対が好ましい)

普通の供養では上に示したものを準備しましょう。これは自宅の仏壇の前で供養する時も一緒です。
海蔵寺の位牌堂で行う供養では、基本的に三つのお経を読んでいます。全体では20分くらいかかるので、正座での参加が厳しい人は「あぐら」か、椅子を使用してください。
現在は、お寺にお墓がある方のみ、位牌堂の供養の後にお墓での供養を行っています。

上記にて「持ち物が変わったりする」と書きました四十九日と忌明けですが、四十九日は「四十九日の餅」、忌明けは「遺影のリボン、玄関の「忌中」の紙、神棚の「〆」の紙」と、幾つか持ち物が増えますので、実際に執り行う際に事前の打合せの段階で説明しております。

<<供養のお知らせと予約>>

紫色をした年回供養のお知らせ

七回忌以降の供養がある年には、年始に届く維持費などの切符と同封で、写真のような供養のお知らせを郵便でお送りしております。

供養の日が近づいてきましたら、1か月前をめどに電話でご連絡を頂戴できると、供養の予定を決めることができます。(1か月以上前でも構いません!)
(日程の調整には最善を尽くしますが、供養の日の直前にご連絡いただいた場合、日程をご都合に合わせられない場合があります。
(供養を行う当日のご予約は準備の都合上、受付できませんのでご注意ください。)

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仏事の作法紹介

焼香の作法紹介

 お寺で供養をする際によくお檀家さんからご質問を頂く、ご焼香の作法と回数をご紹介します。
(注意点)作法にはお寺や地域により違いが生じることがあります。ここでご紹介するのは海蔵寺でおすすめする内容であることをご了承ください。

●焼香する前後のお辞儀

焼香をする正式なお作法には、実は4回のお辞儀があり、それぞれ「借香問尋(しゃっこうもんじん)」、「焼香問尋」、「帰位(きい)問尋」、「謝香(じゃこう)問尋」と呼びます。
(※この呼び方は、和尚さんたちの間で使われる、いわゆる業界用語です。特に覚える必要はありません。)

➀借香問尋
(しゃっこうもんじん)

法要の導師さまにお辞儀をする檀信徒さん

導師さまに香炉をお借りするご挨拶の問尋です。場所はなるべく導師さまから見える所で行います。
(坐って焼香する時は、必要ありません。)

➁焼香問尋
(しょうこうもんじん)

香炉の手前わきで正面に向かってお辞儀をする檀信徒さん

焼香をするお相手にご挨拶をする問尋です。立っている時は、香炉の少しわきで焼香問尋してから、香炉の目の前に来て焼香をします。座って焼香する時は、その場で問尋します。

➂帰位問尋
(きいもんじん)

香炉の手前わきで正面に向かってお辞儀をする檀信徒さん

焼香するお相手に、「それではこれで、失礼いたします」のご挨拶をします。立っている時は、香炉の目の前で焼香してから、香炉の少しわきで帰位問尋します。座って焼香する時は、その場で問尋します。

➃謝香問尋
(じゃこうもんじん)

法要の導師さまにお辞儀をする檀信徒さん

導師さまに、お香をお借りしたご挨拶をして帰ります。お作法は先ほどの「借香問尋」と同じです。
(坐って焼香する時は、必要ありません。)

●焼香のしかた

焼香問尋をしたら(立っている場合は)香炉の正面に来て、焼香をします。曹洞宗ではご焼香の回数を2回としています。

<<一回目のご焼香>>

両手の親指、人差し指、中指で焼香する抹香を戴いて顔を少し俯ける人

一回目のご焼香は、焼香のお相手に捧げます。
両手の親指、人差し指、中指の三指(さんし)で一つまみ取り、一度その場で3センチほど上に捧げ持ってから焼香します。

<<二回目のご焼香>>

片手で合掌を作り、もう片方の手で焼香をする人

二回目のご焼香は、自分のために焼香します。
先ほどと同じ三指で取り、今度は捧げ持たずにそのまま焼香します。

最終更新𝄈2024/8/19